さくら税理士法人

   

相続税・贈与税

相続税申告書の作成

■相続税とは?
相続税とは、相続額が控除額を超えた場合に課税される税金です。控除額には、基礎控除と特別控除があります。
基礎控除の計算式は、以下の通りです。

基礎控除額=3000万円+600万×法定相続人の数

特別控除は、各状況に応じて適用される控除です。例えば、配偶者特別控除があります。配偶者特別控除は被相続人の配偶者に適用される控除で、最低でも1億⑥000万円までは相続税を課税しないという仕組みです。 このように、基礎控除・特別控除を考慮した上、それを上回る相続を行う場合、その超過分に相続税が課税されます。相続税が課税される場合、もしくは特別控除の適用により相続税の課税を免れる場合には、相続税申告を行います。

■相続税申告書の作成
相続税申告書は、相続税申告にあたって指定された書式で記入するものです。第Ⅰ表から第15表まで記入の上、必要書類を添えて税務署に提出します。 まず、相続税の課税対象となる財産と債務・葬式費用、贈与財産などをまとめ、第9表から第14表までに記載します。また、相続財産の種類別価格表を第15表に記入します。 そして、課税科学・相続税額を第1表に、相続税の総額を第2表に記載します。最後に控除額の計算を行い、第4表から第8表に記載します。 相続税申告書の作成は煩雑で手間もかかるので、専門家に依頼するという方法もあります。